トップページ
研究会について
  • 代表挨拶
  • 定款
  • 世話人一覧
  • 活動内容
お知らせ・提言
  • 最新情報
  • 提言・推奨
学術集会
  • 開催案内
  • 第8回学術集会参加登録
  • 過去の記録
お問い合わせ
関連リンク
事務手続き
  • 入会のご案内
  • 個人情報保護
  • サイト利用規約
  • データベース(関係者ONLY)

最新情報
[戻る]

<[論文紹介] 日本における患者の移入前の新設病院での蛇口水のレジオネラ汚染
[記事紹介]病院における給排水設備の衛生管理 バイオフィルムとの闘い>
我が国の医療機関における水系感染予防に対するPOUフィルターを装着したシャワーヘッドの効力と有用性
2021年5月14日(金) 09時00分
Efficacy and Effectiveness of Showerheads Attached with Point-of-use (POU) Filter Capsules in Preventing Waterborne Diseases in a Japanese Hospital
(国内の医療機関での水系感染疾患の予防におけるPOUフィルターを装着したシャワーヘッドの効力と有用性)
Biocontrol Science, 2020, Vol. 25, No. 4, 223—230
Teppei Sasahara, Masanori Ogawa, Itaru Fujimura, Ryusuke Ae, Koki Kosami, Yuji Morisawa
https://doi.org/10.4265/bio.25.223

論文の概要
水道水には院内感染の原因となる病原体が存在しており、水道水の微生物汚染は医療機関において懸念が広がっている。シャワーユニットは細菌増殖を助長し、特に微生物汚染が多く発生する。ポイントオブユースフィルター(POU)とシャワーユニットの組み合わせはシンプルでかつ安全を確保するための対策の選択肢の1つである。そこで、院内における感染予防を目的として、3セットのシャワーヘッドを用いて2ヶ月にわたる観察によりPOUの有用性を調べた。POUフィルターを装着しない場合は生菌数は370~430 CFU/100mlであったが、POUフィルターを装着して装着時、1か月後及び2か月後に生菌数を調べたところ、装着時に1セットのシャワーヘッドからStaphylococcus epidermisが1 CFU/100ml、2か月後に他の1セットのシャワーヘッドからS. capitisが2 CFU/100ml検出されたのみで、それ以外は生菌は検出されなかった。また、POUフィルターの効力を検討するために3菌種の標準株(Brevundimonas diminuta ATCC 19146, Klebsiella pneumoniae BWH2 (NR-41897), Pseudomonas aeruginosa ATCC 10145)を用いて、それぞれの浮遊液(880 CFU/ml, 530 CFU/ml, 740 CFU/ml)を5Lずつ作成し、全量をPOUフィルターでろ過した。その結果、ろ液からは菌は検出されなかった。POUフィルターにより医療機関における水系感染症を最小限に抑え、患者のケアを向上させることができると考える。

研究会からの解説
シャワーヘッドやホースの内部にバイオフィルムが形成され、Legionella, Mycobacterium, Pseudomonasなどの院内感染の原因となる病原菌が増殖する。これまでにこうした病原菌による感染事例が多く報告されている。また、シャワーはエアロゾルの発生源となるため、本来厳しい管理が求められるデバイスである。そこで、シャワーを毎日通水し、さらにシャワーヘッドとホースを月に1~2回、塩素消毒する、あるいは60℃以上の高温水を30分以上通水することが推奨される。これに加えて、POUフィルターを装着したシャワーを使用することでシャワー水に含まれる病原菌等を取り除くことができ、POUフィルターの使用は欧米では広く普及している。
論文紹介
<[論文紹介] 日本における患者の移入前の新設病院での蛇口水のレジオネラ汚染
[記事紹介]病院における給排水設備の衛生管理 バイオフィルムとの闘い>

名前:   削除キー: アイコン画像
(名前、削除キー、コメントの全てをご記入下さい。)





Copyright© Since 2019 Hospital Water Hygiene研究会 All Rights Reserved.
ホーム ログイン