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代表挨拶 「日本の水は安全である」という認識は我が国に広く浸透しているように、病院内の水質衛生Water Hygieneにおいても十分に管理されているため、蛇口やシャワーなどの給水栓からの水やお湯が汚染されていると認識している人は日本では少ない現状があります。 一方で近年日本でも病院内のwater systemによる感染事例の報告として徐々に増加してきており、その菌種もLegionella pneumophillaをはじめ、SerratiaやEnterobacterなどの腸内細菌、Pseudomonas aeruginosaやAcinetobacter、非結核性抗酸菌など多岐にわたります。こうした問題を考えるためにWater Hygieneを理解する必要がありますが、非常に多岐にわたる専門知識が必要であり、医療者だけでなく多くの職種が関与していかなければ対処が難しいと考えました。 こうした医療機関での給水給湯系における病原微生物問題の啓発や衛生管理や対策を検討することを目的として、医療者だけではなく感染症の専門家や医療施設の建設から維持管理という幅広い分野の第一線でご活躍されている先生方とともにHospital Water Hygiene研究会を2019年4月に発足するに至りました。 日本の医療機関におけるWater Hygieneへの質を向上させるべく、活動的な研究会を目指したいと思います。Hospital Water Hygiene研究会へのご支援、ご協力をお願い申し上げます。
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