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お気に入り御朱印3選(達筆編) [戻る] 御朱印は神社によって様々。カラフルなのもあれば、カチっとシンプルに決めているのもあり。そうかと思えば、イラストが入っているものもあるなど、非常に個性豊かです。しかも、それぞれにいわれがあり、それに応じたご利益もあるので、どれも素敵です。 その中で今回は達筆さに焦点を絞って、三つご紹介しようと思います。 鷲神社(浅草エリア) 浅草界隈は浅草神社をはじめ、小野照崎神社、今戸神社、吉原神社など、有名な神社が多いエリアですが、それに負けずとも劣らないくらい有名な神社がここ鷲神社(おおとりじんじゃ)です。 この神社は11月の恒例行事、酉の市発祥の地として有名です。「おおとりじんじゃ」で開かれる市場と言うことで、「とりのいち」の名になりました。酉の市開催日には参道の両脇に露店が立ち並び、縁起物の熊手を中心に、いろいろなお店が軒を連ねます。東京最大の酉の市であることと、歓楽街として栄えてきた浅草という立地から、歌舞伎役者もここの酉の市で熊手を買うことが多いようです。 そんな鷲神社ですが、あまりの達筆さに私が初めて感動した御朱印がここのものでした。神社名が入った御朱印も戴きましたが、それとは別にこの神社に祀られている浅草七福神の一つ、寿老人の名が入った御朱印が秀逸でした。それがこちらです。 勢いある伸びやかな字です。止め跳ねがしっかりしているので強弱があり、思いっきりの良さを感じます。かなり書道をたしなんでいるように思われる筆跡です。 判は令和元年限定のものも含めて5ヵ所押されていて、割とにぎやかです。特に寿老人と関係あるのか鹿の絵が入っているのがかわいいです。 末廣神社(日本橋エリア) 日本橋の雑居ビル街の隙間に建つ末廣神社です。末広がりは縁起が良いとされているため、名前からしてもおめでたいです。ここ末廣神社は、日本橋七福神の一つ毘沙門天も祀っており、七福神めぐりで訪れる参拝者も多いようです。 太筆を用いた、強弱の利いた、メリハリのある筆跡です。こういう思いっきりのある字は、インパクトがあり強く印象に残ります。個人的な憶測ですが、強弱がハッキリついた勢いのある字は、普段から数多く書いていて慣れていないと出来ないと思います。なので、中高年の方のほうが割と達筆な傾向にあるなと感じます。 それと印判にも触れておきます。まず右上の元葭原の部分ですが、「もとよしわら」と読みます。水草の葭が多く生えた原っぱということでついた地名です。その後つづりを変えて「吉原」となり、遊郭が建つようになりましたが、大火に見舞われ台東区日本堤の地に再建されたのが現代人がよく知る「新」吉原です。なので、当地は「元」葭原を名乗っているのです。 それから神社の名前には入っていないですが、稲穂紋を使用していることから稲荷神社の系統だということがわかります。ご祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)ということになるので、商売繁盛、五穀豊穣、財運のご利益を授かることができそうです。 三崎稲荷神社(水道橋エリア) 三崎稲荷神社と聞いても、あまりピンとこない方が多いかと思います。自前のホームページもないので、あまり知名度は高くないと思います。そんな三崎稲荷神社なので、普段参拝者はあまり多くはなさそうです。 しかし、中央線快速電車に乗って水道橋駅を通過すると、眼下に社殿があるのを見たことないでしょうか。あれが三崎稲荷神社です。駅の目の前にあるというアクセスの良さが、素晴らしいです。 そんな神社ではありますが、ちゃんと御朱印を戴けます。私が行った時は、丁度ご神職さんが小学生くらいの娘さんと息子さんを境内で遊ばせているところで、その合間に書いていただきました。(子供たちよ、スマン)小学生の子供がいるくらいなのでまだそんなに年の入ったご神職さんではないですが、結構達筆だったのでご紹介します。それが、こちらです。 これまた勢いのある字です。バランスを取りつつも、伸びやかな字で、最後の社の字には大胆さも見られます。それと裏腹に、奉拝と日付の字は続け字になっていて、流れるような筆跡なのも印象的です。神社名の字体とは対照的で、これも上手いと思います。 観光ガイドブックや御朱印巡りのサイトなどにはまず載らない神社ですが、これだけ格好いい御朱印を戴けるなんてかなりの穴場ではないでしょうか。 今回紹介した神社 注目の記事 さらに運気アップ!開運LINEコンテンツ |