酉の市起源と巨大なオカメ

【住所】　東京都台東区千束三丁目18番7号

【主祭神】天日鷲命
　　　　　日本武尊

【創建】　不詳

【例大祭】11月酉の日（酉の市）

【社務所】あり

【ご神職】いる

【授与品】お守り・絵馬・お札・御朱印・御朱印帳など

【バリアフリー】屋外のみフラット

【駐車場】あり

【HP】　　https://otorisama.or.jp/

　今回訪れたのは、浅草の鷲神社です。これで「おおとりじんじゃ」と読みます。なかなかの難読です。

　この神社は、酉の市発祥の地と言われております。ちょうどこの日も市の設営準備をしていまして、いたる所に鉄骨が組まれていました。当日にはここに多くの熊手や破魔矢などが飾られるんでしょう。

　朱塗りの鳥居には金字の扁額が。鷲宮となっていますが、この場合なんと読むのでしょう？

　こちらが拝殿です。足場でガードされているみたいになってます。酉の市が始まったら拝殿が見えなくなりそうです。とりあえず、お賽銭をあげるので石段を登ります。すると、お賽銭箱の上に大きなお亀のお面が。これに触ると金運や商売運が上がるとかないとか・・・。是非とも、ご利益にあやかりたいものです。

　ではでは、参拝を済ませましたので御朱印をいただきます。今回は女性の方に書いていただきました。

　かなりの達筆です。一目見てその場で「おお～」と声を漏らすほど、感激してしまいました。トレードマークのお亀の顔も入っています。令和元年だったため、特別に奉祝天皇陛下御即位の印も押してあります。

　こちらも同じ方の筆です。さらに達筆です。寿老人と書いてあります。七福神の一柱、寿老人も祀っているので。秋だからなのか、鹿のハンコもあります（花札でモミジと一緒に描かれるから？）歌舞伎役者さんも来られるとのことなので、いつか酉の市にも来てみたいものです。

　後日、酉の市へ行ってきました。隙間ないくらいに出店が並んでいて、すし詰め状態でした。人でも半端なく、もう見て回るのも大変なくらいでした。こんな日でも御朱印の受付はやっていましたが、もう激混みそれどころじゃないといった感じです。

　そんな中で私が購入した熊手がこちらです。

　電車に乗って持ち帰らなくてはならないので、ハンディサイズのものにしました。それでもメインの熊手が見えないくらい、これでもかと縁起物が括りつけられています。紅白の梅、白鶴、御神輿、稲穂、小判、鯛、米俵、打ち出の小槌、提灯、破魔矢、瓢箪、赤カブ、笹葉、しめ縄などなど、えらいごつくなっています。そこへオマケで大入り袋もつけてくれました。

　開運、商売繁盛、金運来福、家運隆盛、交通安全などの文言も書かれていて、熊手だけにいろいろなご利益をかき寄せてくれそうです。