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祇王寺 [戻る]【住所】 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32 【宗派】 真言宗大覚寺派 【本尊】 大日如来 【開山】 伝・良鎮 【授与品】御朱印 【最寄駅】JR嵯峨嵐山駅 【HP】 【概要】 祇王寺は竹林と青もみじに囲まれたつつましやかな草庵で、『平家物語』にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られております。 祇王寺は昔の往生院の境内にあり、往生院は法然上人の門弟良鎮によって創建されたと伝わっています。山上山下にわたって広い寺域を占めていた往生院も後年は荒廃し、ささやかな尼寺として残り、後に祇王寺と呼ばれるようになりました。 HPより 平清盛との恋物語で知られる祇王が隠棲した草庵をお寺とした祇王寺です。小倉山の麓にひっそりと建つ、小さな真言宗寺院です。嵯峨野の路地を入りドン付きまで来ると、ロータリーが現れます。その中央が塚みたいになっていて、複数のお地蔵様が立っていました。 植物に埋もれるように無造作に立つ姿が、静けさも相まって何か侘しさを感じます。ここから先が死者の世界だとでも言いたげな感じで、ちょっと踏み入れてはいけないような結界じみた雰囲気もあります。 ちなみに後ろに写っている門は檀林寺のもので、祇王寺ではありません。 で、祇王寺の参道へ向かうとこんな様子でした。 野趣あふれる木々が生い茂り竹垣が組まれた参道は、日本の古き良き草庵の姿を見ることができます。こんな奥まった場所は世俗から離れ隠れ住むにはピッタリですね。 そしてこの竹垣の組み方は祇王寺のオリジナルなのかな?などと思いながら見ていると、かわいい小さな参拝者がふと目につきました。 カタツムリ(でんでん虫)です。貝殻にハッキリとした黒い筋が入っているところから、ミスジマイマイではないかなと思います。雨露につられてひょっこり姿を現したんですね。 庭師のお手入れが行き届いているようで庭木がそれほど密になっておらず、空が見えないほど頭上は枝葉で覆いつくされているのに、結構遠くまで見渡せます。この日はちょうど雨上がりだったのでかなり苔が湿っており、木漏れ日がうっすら差しているのもあってより鮮やかな緑になっていました。 そんな苔の隙間を通して蕗も生えてました。なんかいろいろな命が育まれているなと。 木材と竹で作られた樋から、石でできたつくばいに水が滴っていました。傍には石灯籠緒もあるし、こういう伝統的な純和風のエクステリアに落ち着きと安心感を感じます。飛び石があるのも渋くていいです。少々草生していて年季が見られるのも風情があって憧れます。 そんなつくばいに何やら緑色のものが・・・。 青ガエルの陶器の置物でした。かわいい。しかも親ガエルに子供が載ってます。カエルに水がつきものなので、置物としてはピッタリですね。 現在は寺院の本堂として使われているので、室内に仏像が安置されています。大伽藍の寺院とは異なってこじんまりとはしていますが、仏像との距離が近く親近感がわきます。 ちなみに室内照明だけは近年取り付けたもので、建築当時のものではないと思いますw その脇には墓石がありました。左側が主の祇王のお墓で、右の五輪塔が太政大臣平清盛の供養塔です。二人が並んでいるところが、意味ありげですね。 上の朱印は蓮の花に火炎の後背、そこに梵字が書かれたもので、如何にもお寺らしい逸品です。筆づかいも力強さと勢いがあり、達筆です。 ついでに行きたい近くの寺社 注目の記事 さらに運気アップ!開運LINEコンテンツ |