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化野念仏寺 [戻る]【住所】 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17 【山号】 華西山(かさいざん) 【宗派】 浄土宗 【本尊】 阿弥陀如来 【創建】 伝:弘仁2年(811年) 【開山】 伝:空海 【授与品】御朱印、御朱印帳、御札、御守、おみくじ 【HP】 https://nenbutsuji.jp/ 【概要】 あだし野念仏寺は京都嵐山の奥にある奥嵯峨の山麓にあります。 このあだし野(化野)の地は平安時代から葬送の地とされていました。 初めは風葬でしたが、後に土葬となり、人々は石仏や石塔を祀るようになりました。 寺伝によれば、化野の地にお寺が建立されたのは、約1200年前。 真言宗の開祖である弘法大師空海がこの地に埋葬された人々を祀るため、 五智山如来寺を開創したのが最初とされています。 その後、浄土宗の開祖である法然上人が常念仏道場としました。 現在は浄土宗に属し、正式名は華西山東漸院念仏寺と称し、 通称「あだし野念仏寺」として知られています。 「化野(あだしの)」の「あだし」とは、 はかない・むなしいとの意で「化」の字は「生」が化して「死」となり、 この世に再び生まれる事や、極楽浄土に往生する願いを示しています。 HPより 京都盆地の中で最も山間部に近い嵐山。その中でも最奥地に当たるのが、化野(あだしの)です。中京のような市街地とは異なり、田畑があったり古民家が建ち並んでいたりと、古き良き京都の農村風景を未だに楽しめるエリアです。その化野を代表する古刹が、化野念仏寺です。 写真のように石畳の続く古い街道の坂道をえっちらおっちら登っていきます。この辺りは古民家が密集して残っている地域で、嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区と呼ばれる風光明媚なエリアです。 そんな古き良き日本の姿の残る通りに、忽然と石段が現れます。これが化野念仏寺の参道です。 東寺や本願寺、南禅寺みたいに大きな山門がドーン!という感じではなく、とても質素で奥ゆかしく、風景に溶け込むような様子が嵐山のお寺ならではな感じがします。 周囲には緑があふれ、山寺らしさがそこかしこに見えます。都会の格式高い権威あるお寺とは裏腹に、奥座敷にある世捨て人の隠居部屋といった雰囲気です。 そんな苔の庭を抜けると、巨大な石造の建造物が。これは古代インド・ネパール式のお墓ストゥーパに似せた合葬墓です。永代供養にも使えるのかな?結構新しかったので、近年建てられたのでしょうね。デザインといい大きさといい、ここだけインパクトある異様な雰囲気です。 無数の古い石仏が集められており、その周りを小ぶりの五輪塔が囲んでいます。これらの石仏は現代になって周辺地域で掘り出されたもので、置き場所がないからとここに集められたのだそうです。なので、この景色はそんなに古いものではないようです。 とは言えこんなにあると異様な雰囲気だし、ちょっと心霊スポットのような感じもします。 ちなみに奥に写っているお堂は、地蔵菩薩を安置する地蔵堂です。地蔵菩薩は地獄を彷徨い、幼くして亡くなった水子の魂を慰める仏様です。 阿弥陀如来は諸仏の中で最も光明が優れていて、唯一どんなに罪の重い衆生でも無条件で救うことのできる仏様です。 ところでここ化野念仏寺にも、天龍寺のような竹林の小道があります。柴垣に挟まれて左右に竹林が広がっていて、いかにも京都嵐山らしい風情ある景色を見ることができます。時折爽やかな風が吹き抜けていて、早春の清々しさを体感できます。 信楽焼の狸ですが、よく見るとバイクに乗ってたり、四股踏んでたり、野球道具持ってたり、バスケットボール持ってたり。狸さん大分遊んでるな~あ。西院の河原が死の世界なら、こっちは生の世界だわ。 ついでに行きたい近くの寺社 注目の記事 さらに運気アップ!開運LINEコンテンツ |
