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知足の蹲踞(つくばい)がある開運スポット [戻る]知足の蹲踞とは? なぜ知足の蹲踞と呼ばれるのか? この知足の蹲踞、彫られている矢・五まではわかるものの、他が見慣れない文字でこれだけでは何を意味しているのかわかりません。 これはちょっととんちが必要で、中央に空いた四角い穴を漢字の部首の"口"に見立ててあります。4つの字それぞれ口を加えて上から右回りに見てみると、「吾唯足知」という四字熟語が完成する仕組みです。読みは、「吾(われ)唯(ただ)足(た)るを知(し)る」で、この後半の2文字をとって知足の蹲踞と言っています。 吾唯足知の意味は? で、肝心の意味ですが、直訳すると「私はすでに自分が満たされていることを知っている」となります。つまり、「私はこれまでアレが足りない、コレが足りないと、多くの不満を漏らしてきた。だが、今そうではないことに気がついた。本当はとっくに自分は満たされていたのだ。これを知ったおかげで、物事を渇望し焦燥する自分から解放され、平穏を得ることができた。」というのを、この4文字で語っています。 吾唯足知は誰の言葉? そもそもこの言葉は、誰が言ったものでしょう?それは、お釈迦様または仏陀こと、ゴータマ・シッダールタです。あの仏教の開祖ですね。しかし、仏陀自身は「足るを知る」としか言わなかったと、仏典で伝えられています。 では、「吾唯」の部分は誰が足したのでしょうか?それは、儒教の開祖である孔子です。中国に仏教が広まるのに伴って、仏陀が言ったこの言葉も流入。それを孔子が聞いて感銘を受け、私もこの極意に至ったということで付け足したようです。 蹲踞を作らせたのは誰? あとふたつ疑問があります。それは、あの蹲踞のオリジナルはどこにあって、誰が作らせたのか?そう結構いろいろなお寺で見かけるので、最初の1個が必ずあるはずです。そして、その最初の1個は誰が作らせたかがわかれば、発案者がその人ということになります。 では、オリジナルは?それは、京都北山にある石庭で有名な世界遺産、龍安寺です。そう、歴史の教科書にも載るあの枯山水庭園で有名な龍安寺に、オリジナルは現存しています。メインの建物である方丈の裏庭にひっそりと置かれています。拝観順路の途中にあるので、誰でも見れます。 では、これを龍安寺に奉納したのは誰か?それは徳川御三家のひとつ、水戸藩第二代藩主徳川光圀です。通称水戸光圀、いわゆる水戸黄門です。葵の御紋の印籠で超有名な時代劇の主人公ですね。「こちらの蹲踞、どなたの物と心得る。畏れ多くも先の副将軍、水戸光圀公の物にあらせられるぞ!」というわけです。※史実では、副将軍という地位はなかったらしいが。 この「吾唯足知」の言葉に水戸光圀も感銘を受けた一人で、これをとんちの利いた蹲踞にして龍安寺に奉納したということです。 その他の知足の蹲踞があるスポット さらに運気アップ!開運LINEコンテンツ |
