メニュー ネットショップのコツ |
建岡神社 [戻る]祟りの長い石段がある山上の神社 【住所】 山梨県北杜市長坂町大八田6822 【主祭神】建御名方命 【創建】 景行天皇四十年 【例大祭】5月5日 【末社】 多数 【社務所】なし 【ご神職】不在 【授与品】なし 【駐車場】なし(裏にあるスポーツ公園の駐車場を利用) 【HP】 http://www.yamanashi-jinjacho.or.jp/intro/search/detail/6157 【御由緒】 古伝によれば景行天皇四十年日本武尊御東征の際、此岡を望み「建き大丈夫の立つるが如き」と云ひ行殿を設け神を祀る故に建岡と云ふ。国史現在社、御朱印社領弐石六斗余、源太清光谷戸に住せる時諏訪明神を配祀する。武田氏世々復興せり、文化五年有栖川宮織仁親王信仰により御染筆の額字「建岡神社」寄進あり、公家達奉納の法楽百首を蔵す。有栖川宮家御祈願所として年々御祈祷の御祓物献上す。菊花の御紋章の高張堤灯を現在も社頭に掲揚してゐる。昭和三十八年高松宮家より有栖川宮家筆録及び系図を奉納された。 山梨県神社庁ホームページより ご由緒にあるように、この小高い岡の上に日本武尊によって神社が建てられたので、この地名になったのだそうです。思っていたより創建が古い印象です。 写真ではわかりずらいですが、まっすぐ上登る長い石段が見えます。手すりはあるものの、お年寄りが登るにはかなりきつそうです。 最初の石段を登って左手に小さな屋根が見えますが、ここが手水舎です。普段ご神職がいないので、水が流れていないかもしれません。 この手水舎のある広場を囲むようにして、石の祠が10基前後あります。一見すると境内社のように見えますが、祖母によると元々この集落の個人宅で祀られていた家神(屋敷神)だそうです。 日本では家の敷地内に小さな祠を祀る習慣があったのですが、高齢化や近代化に伴って管理が行き届かなくなり、手放すために神社へ放置されたのだそうです。あとは、お墓場へ持っていく人も少なくないです。 さて、長い石段をえっちらおっちら登ります。石段の途中の山中にも石の祠がたくさん放置されています。これもみんな元家神様です。いようというか、もの悲しいというか。見ようによっては、スタジオジブリの千と千尋の神隠しの世界観のようでもあるけど。 近づいて見ると、一つだけ側面に百合の紋章のようなマークのある石があります。これが三ツ星さんです。この石段を踏むと、罰が当たると言われています。 ちなみに、子供の頃私はこの石段をうっかり踏んでしまって、帰りに石段でこけて数段下に落っこちたことがあります。迷信ではないので、かなり危険です。絶対に踏まないようにしてください。 こちらが拝殿です。建築様式は典型的な日枝造で、この地域では極々標準的なサイズです。軒下には地元の氏子が奉納した百首の短歌が書かれた額が飾られています。歌自体は昔の人が詠んだもので、現代になって書き起こし、地元のおっちゃんが額装しました。 その右には神楽殿と楽屋があります。5月5日のこどもの日に毎年例大祭が行われ、お神楽が奉納されます。ゴールデンウィークにお祭りをやるので、昔は集落の住人だけでなく里帰りしてきた親戚やその子供たちも、よく遊びに来てにぎわっていました。 しかも、かつては的屋さんもたくさん出店していたので、私やいとこたちはおもちゃ屋へ行ってくじを引いたり、お菓子を食べたりするのが楽しみでした。 ついでに行きたい近くの寺社 注目の記事 さらに運気アップ!開運LINEコンテンツ |