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穂見諏訪十五所神社
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蓮池が特徴の伝統神事のある神社
【住所】 山梨県北杜市長坂町上条宮久保1461

【主祭神】保食神、建御名方命、天地人五行神ほか

【創建】 貞観6年(864年)か?

【例大祭】4月10日、10月9日

【末社】 秋葉神社 屋敷神多数

【社務所】なし

【ご神職】不在

【授与品】なし

【駐車場】あり

【HP】  http://www.yamanashi-jinjacho.or.jp/intro/search/detail/6164

【御由緒】
穂見諏訪十五所神社は複数の神社が統合し、多くの神を祀る。創建は一説によれば貞観6年(864年)と考えられ、延喜13年(913年)完成の延喜式には「甲斐の国に穂見神社あり」と記される式内社と比定される。

文永11年(1274年)に神宮司が併設され、僧竜僧が常住した。真言秘密を行い、日蓮と法問答をしたと伝わる。神仏混淆の流れは6世紀半ばに日本に仏教が伝来して以来のものである。

建治元年(1275年)、穂見神社に、暦占いの五行説に基づいて十五所神社が勧請された。天文3年(1534年)に飢饉があり、疫病が流行した折に、武田信虎の命により筒粥神事が行われた。天文16年(1547年)に造営された神社社殿の棟札に「南無諏訪上下大明神」とあるので、諏訪大明神を勧請したのはその頃であると考えられる。延宝2年(1674年)鳥居建立の折に、三明神列記の石額となり、2021年現在に至るまで社号はないという。
                        ウィキペディアより
 今回ご紹介するのは穂見諏訪十五所神社(ほみすわじゅうごしょじんじゃ)という長い名前の神社です。複数の神社や神様を合祀する際に、それぞれの名前をくっつけたために長くなったそうです。
 写真の通り大きな池を備えているのが特徴です。三方を池に囲まれているので、水に浮かんでいるように見えて、幻想的な感じがします。

 参道を挟んで北側には一面蓮が茂っていて、花が咲いたらピンク色になってキレイだと思います。太鼓橋もあって、極楽浄土を思わせるような雰囲気になるのではないでしょうか。
 駐車場の脇には大きくはないですが、桜の木が一本だけ植えられています。ちょうど開花の時期に行けたので、見ることができました。
 花弁の多さ、花の色の濃さ、褐色の葉からして品種はカンザンではないかと思います。八重桜としては最もポピュラーな品種の一つだそうですが、この木の特徴に当てはまっています。

 なによりソメイヨシノと比べ、ピンク色が濃いのが特徴的です。しかも、花弁の数が多いのでより色濃く見えるし、豪勢な咲き方してるように見えます。

 ちなみにカンザンは食用としても重宝されているそうで、つぼみを塩漬けにして桜漬けにしたり、それにお湯を注いで桜湯にして飲んだりと、かなり風流な楽しみ方もあります。
 こちらが表参道です。コンクリート造の太鼓橋がトレードマークで、その先に切妻屋根の神門を備えています。太鼓橋の中央には玉砂利を埋め込んであるため、一応滑り止め対策はしているようです。
 池の中には錦鯉がたくさん泳いでいます。藻が生えているせいか多少緑色っぽいですが、地元に人がちゃんと管理しているせいか鯉の姿がはっきり見えるので、そこそこ水はキレイなようです。悠々と泳いでいて、鯉も気持ちよさそうです。
 カメもいました。草むらにいたのでどの種類かまではよく判別できなかったです。岩によじ登っていたので、甲羅干しでもしているのでしょうか。
 神門の前で振り返ってみると、こんな感じで南アルプスの山々が連なっているのが見えます。この辺の山々は2800~3000m級の山が多いので凄い迫力があります。
 では、神門をくぐって中へ入ります。
 それまでと違って中は木々に囲まれているので、程よく木陰になっていて過ごしやすいです。神門くぐってすぐのところに手水舎、参道挟んで対面に説明板が設置されています。その先に二対の狛犬が参拝者ににらみを利かすように立っています。なんかこの雰囲気、江戸の時代劇に出てきそうな感じがあります。
 池のほとりには、市指定の天然記念物にして当神社の御神木である大ケヤキが立っています。樹齢700年以上という老木なので杖に支えられているところや樹皮が剥げているところが痛々しいですが、まだ頑張って生きています。

 元々男ケヤキと女ケヤキの二対存在していたそうですが、女ケヤキは枯れてしまったそうで、今は男ケヤキのみとなっています。※元来ケヤキは雌雄同体なので、雄雌の区別はない。あくまで、見立て上の男女である。
 その左隅に写り込んでいる白壁の建物が、この神社の伝統行事である筒粥神事の行われる社殿です。同様の行事は本宮である諏訪大社でも行われていますが、当社では武田信玄の父、武田信虎の勧めで富士の浅間神社、御嶽の金桜神社と並んで始められたものだそうです。

 この筒粥神事は月並(12項目)、物価(12項目)、田方(9項目)、畑方(21項目)、商業、工業、サービス業(6項目)、災害(9項目)など69項目について、長さを揃えた葦を粥で煮詰め、中に入り込んだ米粒の数で吉凶を占うものだそうで、占いの結果は一般参拝者に向けて公開されるそうです。
 こちらがメインの建物である、拝殿と神楽殿です。普段無人なのですが、建物が一式そろっていることを考えると、えらく立派な神社であると感じます。
 まずは拝殿です。建築様式は極々オーソドックスな日枝造です。それぞれの建物とは渡り廊下でつながっています。ただ柵があるので、普段は昇殿できないようです。

 そして、軒下に氏子から奉納された絵の額が飾られています。この日は例大祭に近かったせいか、普段はない真新しい太い注連縄も吊り下げられていました。
 こちらが神楽殿内部です。例大祭に備えて五色の幣のついた縄が張られていました。地元の有志によってお神楽が奉納されます。
 拝殿と神楽殿をつなぐ渡り廊下。ちょっとやっつけ感があって怖いかも。
 こちらが境内社です。後ろに建つ引き戸のついた木造の社が秋葉神社です。手前の石の祠は、恐らくもともとこの神社にあったものではないと思われます。

 この地域では昔自宅の庭に家神(いえじん:屋敷神と同義)を祀る家が多かったのですが、だんだん管理が面倒になり、神社内へ移設する人が多いのです。この傾向はこの辺りの他の神社でも見られます。
 春のいい時期に訪れたのもあって、つくしやタンポポがいっぱい生えてました。それにしても、この草に埋もれた祠の景色、ジブリ映画のワンシーンみたい。千と千尋の神隠しの導入部分とか。
 木立に隠れて見ずらいですが、この奥に本殿があります。市指定文化財とのことで、鉄骨の建屋内に安置されています。江戸時代中期の再興で、北杜市長坂町では現存する最古の建築とのことです。石段があるので手前まで行けなくはないですが、神社のしきたりとして拝殿がある場合、直接本殿にお参りするのはタブーとされているので引き返しました。
 そして御朱印ですが、当社には授与所がなく、神職さんも常駐していないので、ここでは頂くことができません。逸見神社の神主さんが穂見諏訪十五所神社も兼務しているとのことで、後日そちらに出向いて書いていただきました。


 デザイン的には王道で、非常にシンプルです。ただし、非常に長い社名なので三行に分けて書かれています。年配の神主さんが自ら書いてくださって有難かったですし、そのせいか結構達筆です。


ついでに行きたい近くの寺社
【建岡神社】北杜市エリア

台地の突端に建つ農村の郷社
頂上まで続くひたすら長い石段が特徴
そのうちの一つは三ツ星様と呼ばれ、踏むと・・・

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