メニュー ネットショップのコツ |
神橋 [戻る]【住所】 栃木県日光市上鉢石町1112 【竣工】 伝・天平神護2年(766年) 現橋:1904年(明治37年) 【開通】 1907年(明治40年)8月6日 【境内社】橋姫明神 【社務所】入場券売り場が相当 【ご神職】いないが券売員が対応 【授与品】御朱印、御守、おみくじ、御朱印帳 【駐車場】ないので近隣の駐車場を利用 【HP】 http://www.shinkyo.net/index.shtml 【御由緒】 聖地日光の表玄関を飾るにふさわしい朱塗に映える美しい神橋は、昔は「御橋」「山菅の蛇橋」などと呼ばれ日光二荒山神社の建造物で国の重要文化財に指定され、平成11年12月に世界遺産に登録されました。 橋の長さは28メートル、巾7.4メートル、高さ(水面より)10.6メートルあり、高欄には親柱10本を建て、それぞれに擬宝珠が飾られ(乳の木)と橋板の裏は黒漆塗で、その他は朱に塗られています。 奈良時代の末に、神秘的な伝承によって架けられたこの橋は神聖な橋として尊ばれ、寛永13年に現在のような神橋に造り替えられてから、もっぱら神事・将軍社参・勅使・幣帛供進使などが参向のときのみ使用され、一般の通行は下流に仮橋(日光橋)を架けて通行することとなりました。 昭和57年男体山頂鎮座1200年祭斎行に際し、昭和48年よりその奉賛を目的として、広く一般に公開され、平成9年より今回の大修理が行われました。 山間の峡谷に用いられた「はね橋」の形式としては我国唯一の古橋であり、日本三大奇橋(山口県錦帯橋、山梨県猿橋)の1つに数えられています。 HPより 今回ご紹介するのは、世界遺産「日光の寺社」の入り口に当たる神橋(しんきょう)です。最寄り駅の東武日光駅からちょっと距離があるので、今回はバスを利用。神橋バス停で下車するとすぐです。 その神橋バス停で下りると、まず目に入るのが電話ボックス。神橋とは全く関係ないですが、古びた鉄道車両のカットモデルのような部屋の中に緑の公衆電話が設置されています。 かなり個性的な渋い電話ボックスです。後ろの古民家風の店舗のたたずまいといい、ここだけ昭和のまま時代が止まったような雰囲気です。 そんな電話ボックスを尻目に先へ進むと川と渓谷が現れます。これが大谷川(だいやがわ)で、ここに架かる赤い太鼓橋が神橋です。 かつてはこの手前に東武鉄道の路面電車、日光市内線の鉄道橋もありましたが廃線に伴って撤去されたため、神橋が良く見えるようになりました。ちなみに日光市内線の名残は見つけられませんでした。 神橋をまじかに見るには入場料を払う必要があるので、券売所で入場券を購入します。すると、下の写真から先へ入ることができます。 鳥居をくぐると大谷川沿いの崖に造られた人がやっとすれ違えるほどの細い道にたどり着きます。この道を進むと神橋の入り口へとたどり着きます。 ちなみに日光と言えば東照宮が最も有名でこの神橋も東照宮の物と思っていましたが、実際には二荒山神社の所有とのことです。奈良時代に最初の橋が架けられたのですが、その頃は東照宮はまだないのと、そもそも日光は二荒山神社の御神域なので基本的に二荒山神社に帰属するようです。 橋だけに「開運、良い縁、橋わたしの神」だそうです。なるほど、ダジャレですか?要は恋愛成就、夫婦円満のご利益がありますよと言うことですね。 というわけで、橋を渡ってみます。中ほどまで来て見渡すと、大谷川の渓谷が広がっていました。川沿いの断崖には色とりどりの紅葉した木々が、果てしなく連なっていました。 そして神橋を渡り、道路を挟んで向かいには、小さなお宮が建っています。ここだけ見たら京都の嵐山か大原の山中にたたずむお宮に見えなくもない、どこかひなびた山村のようです。右手の紅葉しかかったモミジと苔むした石鳥居や石灯籠がより侘しさを際立たせ、日本情緒を醸し出しています。 紅葉に負けないくらい朱色の神橋が映えています。中世以前は国道が無かったので、川と山中の自然美の中にポツンと神橋の人工美があったわけで、より目立ったことだろうと思います。現代は現代で古風なデザインがノスタルジックな雰囲気を作っていて、美しいです。 では、御朱印をご紹介します。神橋には社務所は無いので入場券売り場で頂くことができます。 ど真ん中に堂々と大きな字で神橋と書かれており、インパクト大です。しかも達筆。通常奉拝の字が入る所に、所有者である二荒山神社の名があるのが特異点でしょう。神橋の絵のスタンプが押されているのもいいですね。中央の印鑑は神橋ではなく、御祭神の名である日光橋姫大明神と書かれています。しかもこの年は世界遺産登録二十五周年ということで、この判も入っている特別バージョンでした。 ついでに行きたい近くの寺社 注目の記事 さらに運気アップ!開運LINEコンテンツ |