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田端神社
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【住所】 東京都杉並区荻窪1-56-10

【主祭神】菅原道真、天照皇大神、豊受媛神、大国主命、大山祇神

【創建】 応永年間(1394年~1427年)

【末社】 稲荷社

【社務所】あり

【ご神職】いる

【授与品】

【最寄駅】東京メトロ丸ノ内線 南阿佐ヶ谷駅

【HP】  なし

【御由緒】
当神社は菅原道真を祭神とした旧田端村の鎮守で、かつては北野天神社とも、あるいは社が田の端にあったことから田端天神とも呼ばれた。創建に関しては応永年間(1394年~1427年)といわれ、社伝によれば足利持氏と上杉禅秀が戦った時、品川左京の家臣良影という者がこの地に土着し、京都の北野神社の分霊を祀ったことに始まると伝えられている。明治42年(1909年)、当神社は村内に鎮座してあった天祖社・稲荷社・子ノ権現社・山神社を合祀する。これにともなって、現在の祭神は菅原道真・天照皇大神・豊受比売神・大国主命・大山祇神の5柱となっている。明治44年(1911年)に田端神社に改称した。また当神社の祭神、大国主命は足痛・腰痛に霊験があると言われている。

Wikipediaより


 ここは荻窪の南東の境目に建つ田端神社です。東西南の三方を蛇行した善福寺川に囲まれ、これによってできた台地上にあります。大通りから離れた路地に建つので行くのに迷ってしまいますが、周辺が閑静な住宅街であることから落ち着いて参拝できます。

 そんな田端神社の入り口がこちらです。


 右の大木は桜の木です。左にはなぜか電話ボックスが。残念ながら、この電話を使うと神のみことのりを聞けるということはないようです。

 それはいいとして、その左隣には田端神社のご由緒が書かれた説明看板があります。一の鳥居は神明鳥居のデザインを採用しています。

 そして写真をご覧のように、細い真っ直ぐな参道が長く続いていて、先が見えません。旗竿地のような境内なのかもしれません。

 では参道を進みます。


 参道を大分進んできました。ようやくこの辺りから境内が広がってきます。桜の木は何本かあったので、春になったらキレイなのかもしれません。

 先を見ると木製の古びた鳥居が見えてきました。


 支柱がついている両部鳥居と呼ばれるタイプの鳥居です。元々の部材が細いので支柱で支えて安定性を高めています。ここから先がメインの神域であります。

 ここの神社の場合、なぜか石仏が多く点在しています。


 石仏となると仏教寺院にあるものですが、神道である神社にあるのです。姿を見る限り、大黒天、青面金剛像、地蔵菩薩かなと思われます。

 こちらは表忠碑です。日露戦争で亡くなった8人の慰霊碑です。左端に希典書とあることから、日露戦争で指揮を執った乃木希典陸軍大将による筆跡だとわかります。


 そして、こちらの蔵のような建物が例大祭で使われる御神輿を保管する神輿庫です。二棟あるので、神輿も二基あるものと思われます。


 その先にあるのが、手や口をお清めする手水舎です。本来神社では禊(みそぎ)と言って、体ごとお清めをしてから神域へ入らなければならないのですが、それは現実的ではないので簡易化されたのが手水です。


 参道を挟んで、その対面にあるのが神楽殿です。田端神社の神楽殿はちょっと小さめであるのと、社務所とひとつながりになっているのが特徴です。


 では前に向き直ります。正面にはメインの社殿である拝殿があります。左の赤い鳥居の奥には境内社の稲荷社があります。その手前は大きな広場になっていて、例大祭の時には複数の出店が建つようです。


 拝殿を横から見てみます。建築様式としては、神明造かなと思われます。銅板葺きになっているので現代的なアレンジが加わっていますが、切妻屋根に鰹木が載っており古代の様式を周到しています。


 さらに近づいてみました。以前訪れた際に、ちょうどお祓いを執り行っていたのですが、その時この拝殿の中で儀式をしていました。見る限り葬祭殿がないので、拝殿を会場としているようです。


 ところでこの田端神社、実はお城の跡地に建っています。大橋成宗が築城したとも、太田道灌が利用したとも言われ、詳細は不明なところが多いのですが、どうやら成宗城がこの地にあったようです。本丸はこの近所の共立女子学園研修センター杉並寮にあたるそうですが、曲輪が田端神社のほうまで広がっていたらしいです。そして蛇行した善福寺川を天然の水堀として利用するという、地形をうまく利用した中世城郭だったようです。

 ただし遺構らしい遺構が残っていないため、お城らしさを体感することはできません。

 続いてこちらが境内社の稲荷社です。鳥居が稲荷鳥居ではないですが、赤く塗ってそれっぽくしています。お膝元にはお狐様が見張っておられます。


 隅っこには他の祠も。


 他にも石仏があります。二基とも下部に、見ざる聞かざる言わざるの教えを説いた三猿が彫られています。庚申塔でしょうか?


 稲荷社とは参道を挟んで反対側の、神楽殿のそばにも境内社の祠がありました。こちらは割とちゃんとした鳥居が設置されています。


 これは御嶽神社だそうです。山岳信仰系の神社で、治山、災害除けのご利益をもたらします。

 社務所から再び社殿を眺めてみました。全体的に細長い境内ですが、こうしてみると奥のメインのところは広く感じますね。50年くらい前なら、ここに町内の多くの人が集まって賑わったんだろうなと思います。あの頃は子供もかなり多かったですし。


 今はひっそりとしていますが、それでもちゃんと庭木の刈込はされていて、手入れは行き届いている感はあります。町内の人がやってくれているのでしょうか?

 しかもよく見ると、玄関先には親子の猿の石像が。


 母猿と子猿ですね。猿を神の使いとする日枝神社系列ではなさそうなのに、なぜあるのでしょうか?


 それでは御朱印です。女性の神職さんに書いていただきました。非常に個性的な筆跡で、カラフルなスタンプもたくさん押された面白い御朱印です。


 全体的に丸っこい、かわいい筆跡です。コロナ禍が明けてすぐくらいの時期に参拝したので、疫病退散のご利益があるとされるアマビエや、手洗いの絵のスタンプが押されています。

 さらにお彼岸の時期でもあったので、この時期に見頃を迎える彼岸花のスタンプも入って、プラスαで招福除災のハンコも押され、なんか盛りだくさんの御朱印になってしまいました。



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