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成田山新勝寺
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【住所】 千葉県成田市成田1番地の1

【宗派】 真言宗智山派

【本尊】 不動明王

【創建】 940年(天慶3年)

【開基】 寛朝僧正

【授与所】本堂、光明堂、醫王殿、平和大塔ほか

【授与品】各種御守、絵馬、御札、数珠、掛け軸、各種御朱印、御朱印帳

【駐車場】あり

【HP】  https://www.naritasan.or.jp/

【御由緒】https://www.naritasan.or.jp/about/history/


 千葉県を代表するパワースポット、成田山新勝寺です。初詣客ランキングでも、トップ3に入る人気の寺院としても有名です。成田空港がそばにあるので、上空を見るとちょいちょい飛行機が飛んでいます。ついでに寄って展望テラスで一服するのも乙です。

 空港の話はともかく、新勝寺へ向かうべく参道を歩いていきます。両サイドに昔ながらの飲食店や土産物店が軒を連ねています。その中でも多いのが、「鰻料理店」。

 成田は鰻重が名物で、江戸時代から続く店もあります。成田の回の「ブラタモリ」でも、タモリさんが立ち寄って鰻重を召し上がっていましたね。私もこの後、食べましたよ。

 それにしても元々参拝客が多いとはいえ、この時はお正月ということもあって人がやたらに多い。隙間ないくらいに、人、人、人でごった返していて、なかなか門までたどり着けない。しかも国際空港から近いのもあって、外国人観光客も多い。この人だかりを見るだけでもさすが新勝寺と言わざるを得ないです。

 そして人を書き分けながら進むと、ようやく総門前にたどり着きました。

 さすが成田山新勝寺だけあってそこそこ大きい門です。屋根には唐破風が施されていて、格の違いを示しています。腕木も三段になっているので、格付けも高いものと想像されます。

 ところでかつて成田には路面電車が走っていました。成田駅からこの総門の手前までを結んでいて、今でもその築堤やトンネルが道路に転用されて残っています。鉄道ファンとしては廃線になったのは残念ですが、商店街の方々はお客が戻ってくるので良かったのではないでしょうか。

 そんな総門をくぐると、石段の先にまた門が見えてきます。

 こちらは仁王門です。左右に一対の仁王こと金剛力士像が納められています。この筋肉隆々とした、今風に言うと超マッチョの仁王像によって邪気を払い、結界を張って境内から災厄を退けようとしています。ちなみに口を開けているのが阿形像、閉じているのが吽形像です。

 この仁王門をくぐると足元に池が広がっており、その先にまた急な石段が現れます。この池は仁王門のそばにあることから、仁王池といいます。たしか錦鯉が沢山泳いでいた気がします。まあ、大抵こういう鑑賞用の池にはいますからね。例外ではないと思います。

 そんな池の真ん中を突っ切るように参道が渡され、これを通過するとまた石段です。正直ここまで門は見てるけど、お堂は一つも見えてません。一体どこにあるのかと思っていると、脇に逸れる石段の上に小さな祠が。

 こわれ不動尊と言うらしい小さなお堂がようやく一つ見えました。というか、新勝寺えらい石段だらけで、かなり起伏の多いところだなと。しかもこのエリア、その土手にびっしりと石碑で埋め尽くされています。どこぞの集落や町内で講を作って、参拝記念に奉納したのかと思われます。特に新勝寺は江戸の街で出張開帳をしていたこともあって、当寺からかなり知られていたそうで、江戸からの参拝客も相当数いたでしょうから、こういった石碑も建てられた可能性は高いでしょう。

 そして石段を登り切ると、ついについに来ました!こちらが成田山新勝寺の本堂です。

 さすがに広くてデカい!まあ、これくらいの規模がないと300万人の初詣客を収容できないですよね。この本堂の中に御本尊である不動明王像が納められています。不動明王は気の迷いを炎で焼き払い、不動の精神をもたらすとされる仏で、数ある仏像の中でもかなり人気です。

 左右には一対の翼殿が付属しています。この中に御札や御守を頂ける授与所があります。どちらに行っても同じものが陳列されています。よく車に張ってある成田山のステッカーもここで頂戴できます。ちなみに御朱印はここでは受け付けておらず、休憩所と同じ建物内の授与所で不動明王の名が入ったものを記入していただけます。

 ちなみにこの本堂はぱっと見ではあまりわかりませんが、現代になって鉄骨コンクリート造で建設したもので、割と新しい建物です。

 あと参道中ほどには定番のお清めのための線香立てがあります。この煙をまとうことで心身を清め、清らかな形でご本尊様の不動明王へお参りできます。さらにその右脇には朱色の三重塔がありますが、後ほど触れたいと思います。

 で、現代になって新しく本堂を立てたということは、旧本堂は取り壊したのかと思いますよね。ところがどっこい、ちゃんと江戸時代からの旧本堂も残してあります。それがこちら。

 現在は釈迦堂と呼ばれているこの建物が先代の本堂です。現本堂と比べるとかなり小さいですが、こんな時期もあったということですね。この釈迦堂内でも別の文言の御朱印を頂くことができます。

 反対にこのエリアの東の隅には、新しく建てたであろう朱塗りの柱に青銅瓦葺きの屋根を備えた、他とは趣を異にした八角堂があります。

 こちらは聖徳太子堂で、その名の通り敏達天皇の皇子で推古天皇の摂政を務めた聖徳太子(厩戸皇子)を祭ったお堂です。立身出世、学業成就のご利益があるかと思います。

 その手前にあるのが三重塔です。

 見た感じこの塔もかなり美しく、きれいに補修されています。この塔はお釈迦様の遺骨ないしは遺物である仏舎利を納めるために建てるもので、この中にも何かしらの仏舎利や聖遺物があるものと思われます。仏塔は元々、インドにあるブッダのお墓ストゥーパが原型で、丸い半球形のドームを備えていたものが、インド→ガンダーラ→シルクロード→中国へと伝わる中で段々と塔へと変化し(中国西安市の大雁塔、小雁塔など)、さらに中国→朝鮮→日本へと伝わると大きな屋根を重ねたデザインへと姿を変えました。

 それにしても成田山新勝寺の塔の彩色、かなり手が込んでて色鮮やかです。通常蛇腹状に垂木で埋め尽くされる屋根裏も一面覆われていて、そこに雲戸の模様が施されています。柱は黒漆で塗られ、角は金で縁取る手の込みよう。なんか日光の誰かさんのご霊廟でも似たような飾り立てが行われていたような・・・。

 その隣にあるのが一切経堂と鐘楼です。

 この一切経堂の中には、一切経と呼ばれる経典を保管する書庫があります。実はこの書庫がチベット仏教の仏具マニ車のように回転するようになっています。この書庫を1回転することによって、お経を1階読んだことになるのです。が、実際には柵があって近づけませんでした。

 では最後に御朱印です。成田山新勝寺ではお堂や授与所によって頂ける御朱印が異なるのですが、ここでは大本堂のものをご紹介します。

 お寺の御朱印なので中央には寺社名ではなく、御本尊の名が入っています。右下には所在地の旧国名、下総の字が書かれています。中央の判が字で隠れてわかりにくいですが、不動明王の梵字が入っているものと思われます。

 筆跡は全体的に太く力強い字で、男性的な印象を受けます。参拝客が非常に多いので、相当書き慣れているのではないかと思います。特にお坊さんは修行の一環で写経を行うことから毛筆はお手の物かと思うので、御朱印にも上手さが見えます。

※御朱印は前々回に参拝したものです。


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