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二荒山神社
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日光のルーツにして下野国一之宮
【住所】 栃木県日光市山内2307

【主祭神】二荒山大神(大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の総称)

【創建】 神護景雲元年(767年)

【例大祭】4月13日-17日(弥生祭)

【末社】 朋友神社、大国殿、日枝神社、滝尾社揺拝所、若子神社揺拝所、日光連山揺拝所

【社務所】あり

【ご神職】いる

【授与品】御朱印、御守、御札、おみくじ、絵馬、根付

【駐車場】あり

【HP】  http://www.futarasan.jp/

【御由緒】
二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)は、関東の霊峰男体山(標高2486m)を御神体山として祀る神社で創建は1200年以上前に遡る。ご祭神は二荒山大神と称し、親子三神で、主祭神の大己貴命・妃神の田心姫命・御子神の味耜高彦根命が祀られる。当社は日光市内三ヶ所、男体山山頂に奥宮、中禅寺湖畔に中宮祠、市内世界遺産地区には本社が鎮座します。境内は、華厳の滝・いろは坂・日光連山が含まれ日光国立公園の中枢をなし、伊勢の神宮に次ぐ広大な神域を有します。
栃木県神社庁HPより
 二荒山神社はあの有名な日光東照宮の隣に鎮座する神社です。東照宮があまりにも知名度が高すぎて陰になりがちですが、実は767年創建と二荒山神社のほうが遥かに古く850年も前に造られました(というか、東照宮が1617年創建とかなり新しいため)。

 二荒山神社は別表神社に列するので社格も東照宮より上位で、下野国一之宮にも指定されていることから、本来の栃木県を代表する神社はこちらなのです。

 そんな格式高い二荒山神社を見ていきます。まずは表参道から。

 重厚感ある渋みがかった銅製の鳥居が待ち構えております。真ん中には二荒山神社と書かれた金縁の扁額が掲げられ、ここからが当社の神域であることを表しています。両サイドの縁起物の石像(打ち出の小槌と大黒様)は新しく、最近奉納されたものかと思われます。

 これに対して背景の石垣は苔むしていて、時代の流れを感じさせ対照的だなあと思います。

 この鳥居をくぐり緩やかな坂道を登っていくと現れるのが、朱塗りの神門です。

 多くの神社で見られるような陏神像や仁王像などを安置する小部屋が無く、かなりシンプルな構造です。そのかわり背丈が高く周囲を塀で取り囲んでいる、珍しい格好かと思います。ですが、一応こちらが表参道で表門という扱いになっています(石畳があるし・・・)。

 しかし私もそうですが多くの人は東照宮のついでに参拝すると思うので、東からくるのではないでしょうか(ついでと言うのは良くないが・・・)。こちら側はまた雰囲気が異なります。

 うっそうとした杉林の中を苔の生えた石垣に挟まれた、玉砂利の長い参道が貫いています。諸大名からの奉納品なのか石灯籠を横目にしばらく歩くと、上の写真のような朱塗りの楼門が現れます。正直、表門より裏門の方が立派じゃね?っと思ったりして。

 この楼門をくぐると駐車場の中にデン!と鳥居が立っています。重要文化財の青銅製の鳥居です。

 重要文化財なのでどかすことができず、車は避けながら止めなくてはなりません。しかも石畳の参道が貫いているので、参拝者の邪魔にならないように。
 ところで日光という地名は、この二荒山神社に由来すると言われています。神社の読み仮名としてはふたらさんなのですが、この「二荒」を音読みすると「にこう」になり、これが訛って「にっこう」になったのち、「日光」の漢字を充てたと考えられています。なので、この神社は日光の地名のルーツとも言えるのです。

 そうこうしているうちに、拝殿前へとたどり着きました。

 社殿はやはり一之宮よろしく大きくて立派です。国の重要文化財にも指定されている古いものですが、補修が行き届いているのか綺麗です。が、通称日光大権現というにもかかわらず、屋根を見ると権現造ではなく普通の入母屋造です。結構格下の神社であっても正面に破風が付いているところは多いのに、意外にも何もありません。しきたり的にも許されるはずなのですが、なぜでしょう?

 そして拝殿の左には神楽殿があります。

 神楽殿で朱塗りは珍しいかと。まあ、この建物は割と新しいのかもしれませんが。ここで雅楽なんぞを舞ったら、かなり優雅かと思います。

 さてここから先は神苑と呼ばれるエリアです。有料ではありますが、せっかく来たので中を覗こうかと思います(拝殿への参拝だけなら無料です)。

 入ってすぐ左に見えるのが日枝神社です。

 お猿さんを神の使いとする系統の神社で、総本社は滋賀県にある日吉大社です。仕事運とかのご利益を司っていたような気がします。なぜかこの社だけ塀の方を向いていて、正面を撮れないのが何とも・・・。せっかくカラフルに塗装されているのにもったいない。

 次はこちら。

 一番古そうな建物ですが、こちらは神輿舎です。中に納められている御神輿も含めて重要文化財に指定されているとのこと。三基の御神輿が収納されていて、正面に金の御幣を立てて祭っています。御神輿はポータブルの御宮みたいなものなので、これ自体も神様と同じ扱いを受けます。

 続いては・・・

 朋友神社です。朋友と書いて、「みとも」と読みます。こちらも重要文化財です。この他にも、この時修復中で鉄骨が組まれていたので載せませんでしたが、大国殿という社もあります。名前の通り縁結びの神様として有名な、大国主命を祭る神社です。

 さらに裏手には木立の中を分け入っていく山道が。この先にちょっとしたウッドデッキの展望台があって、背後から御本殿を眺めることができます。

 周囲のモミジがもっと紅葉して赤くなると、さらに艶やかな社殿と相まってより風情ある風景になるかと思います。この時は紅葉の度合いがまだ二割くらいで、ちょっと早かった。ちなみに、この社殿も重要文化財に指定されています。なかなか立派で、素人目で見てもわかります。

 その他にも泉もありまして・・・

 御神水が湧き出しています。左脇に手水にこの御神水を引いているので、そちらでお清めできます。三つのご利益がありまして、知恵の水、酒の水、若水と書かれています。私は知恵だけあればいいかなと。多くは望みませんので。

 一番奥には恐らく日光連山揺拝所かと思われるところです。ゴロゴロと溶岩らしきものが積み上げられていて、男体山、女峰山、太郎山などの日光連山に属する山々の名前が書かれた木札が刺さっています。

 つまりこの岩の寄せ集めが日光連山を表しているということらしいです。

 写真ではわかりずらいですが、男体山の札の左に刀の形をしたモニュメントが立っています。男体山の山上にある奥宮にも同様の刀が刺さっているらしいのですが、この揺拝所はそれを模しています。そもそもここ二荒山神社は宝物として日本刀を複数所有しているらしく、刀とは切っても切り離せない関係にあります。

 では最後に、御朱印をご紹介します。

 社紋の三つ巴は金で、他は朱の二色仕様の印判です。書は奉拝、名、日付と極々一般的です。特徴的なのは右下の日光だいこく様と書かれた小槌の判ですね。さらに中央の印判には、右に日光山総鎮守、左に下野国一之宮とあり、唯一無二感があります。

ついでに行きたい近くの寺社
【日光東照宮】日光エリア

江戸幕府初代将軍徳川家康の霊廟であり、東照宮の総本社
数多くの国宝と重要文化財がり、世界遺産にも登録
三代将軍徳川家光造営の豪華な社殿は圧巻
稀代の木彫師左甚五郎の作品も多数

注目の記事
【城跡に建つ神社】

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