メニュー ネットショップのコツ |
明治神宮 [戻る]【住所】 東京都渋谷区代々木神園町1番1号 【主祭神】明治天皇 昭憲皇太后 【創建】 大正9年(1920年) 【例大祭】11月3日(明治天皇御誕生日) 【摂末社】なし 【社務所】あり 【ご神職】多数 【授与品】御朱印、御朱印帳、御守、御札、木札、おみくじ、絵馬、神棚、祭具、鉛筆、文鎮、盃、教育勅語 【駐車場】代々木口から入る(カーナビには代々木1-1-2で入力とのこと) 【HP】 https://www.meijijingu.or.jp/ 【御由緒】Wikipedia参照 今後紹介するのは、原宿最大のランドマーク「明治神宮」です。東京23区内で最も広い敷地面積を誇ります。 近年原宿駅臨時ホームが常設化され、よりアクセスしやすくなりました。隣にはこれまた広大な代々木公園もあり、市民の憩いの場としても人気の場所です。 跨線橋である神宮橋を渡るとすぐ見えてくるのが、こちらの鳥居です。白木の木肌の見えるので、まだ新しいのだと思います。ここの広場にはカフェもあり、参拝後に一服することもできます。 では、一礼して中に入っていきます。さすがは初詣の参拝者数日本一を誇る明治神宮。それに合わせて、参道の幅が広いです。これだけないと310万人もの参拝者を収容できないでしょうね。 ちなみに、参道が中央と両サイドで色が違っているのは、中央に玉砂利、サイドは石畳を敷いているためです。石畳は車いすの方用だと思いますが、全面石畳にしないで玉砂利の道をあえて残しているのは、しきたりによるものです。 というのも、古来より神道では音を立てることにより、神様に対して参拝したことを伝える風習があります(柏手を打つのもそのため)。玉砂利を敷いておけば歩くときに音が鳴るので、参拝に来たことをお知らせできるのです。 ささやかながら小川が流れていて、ちょっとした谷になっていました。水が流れているということは、どうもこの先に湧水でもあるっぽいです。 太鼓橋を渡ってすぐに見えてくるのが、林の中にひっそりと建つ和モダンな建物です。こちらは、明治神宮ミュージアムで、明治天皇・皇后ゆかりのお品物を展示する博物館です。 ホームページはこちら https://www.meijijingu.or.jp/museum/ 明治天皇がご使用になられた、馬車、机、文鎮などが展示されているそうです。 さらにその隣には、フォレストテラス明治神宮があります。こちらは、レストラン、カフェ、フードコート、記念品のショップなどが入る商業施設です。 ホームページはこちら https://www.meijikinenkan.gr.jp/forestterrace/ 結婚式場、宴会場、会議室なども兼ね備えています。まあ、明治神宮で結婚式やったなんてなったら、素晴らしいけど相当大仰になりそうですね。一生の記念になるものだから、それもいいかもしれません。 大抵は日本酒、特に大吟醸が主流なのでしょうが、県によってはメジャーな酒類が異なるので、一部県民性が現れています。例えば、鹿児島県だと芋焼酎が奉納されることがありますし、沖縄県だと決まって泡盛が奉納されます。特に沖縄県の奉納樽だと久米仙をよく見ますね。 もちろん有名どころの酒樽もいくつかありました。例えば、京都府京都市の宝酒造の銘柄である松竹梅とか、兵庫県西宮市の酒造メーカーの大関とか、愛知県清須市の清州桜醸造の清州城信長鬼ころしとか、長野県諏訪市の宮坂醸造の真澄とか、東京都内のスーパーでもよく見かける銘柄も多数あります。 この向かいには、ワインの奉納樽が陳列されています。海外から輸入されたワインばかりです。明治神宮によると、明治天皇が健康維持のためによくワインをご愛飲されていたらしく、これにちなんで外国のワイナリーからの奉納も沢山あるようです。 ちなみに、ゴールドプレートは後で日本で取り付けられたものかと思いますが、一応日本人にも読めるようにカタカナでワイナリーだか銘柄だかの名前が刻まれています。 う~ん、なんかここだけ西洋風でちょっと違和感あるけど、オシャレな感じもします。 ワイン樽のところのクランクを曲がると、左に見えてくるのが御苑への入り口です。ここだけは有料ですので、入口右の小屋で維持協力金という名の入園料500円を支払います。開閉時間が季節によって異なりますので、気をつけてください。 御苑のホームページはこちら https://www.meijijingu.or.jp/midokoro/gyoen/ お金を支払い、クマザサの笹薮の中の道を少々進むと見えてくるのが、隔雲亭と呼ばれる瀟洒な純和風の建物です。ここは明治天皇と昭憲皇太后の御休憩所として建てられたもので、オリジナルは戦災にて焼失してしまい、現在は昭和33年に再建されたものを展示しています。 平屋だしそんなに大きな建物ではなさそうですが、雰囲気的にここで茶の湯なんかやったら風情あって最高だろうと思わせるたたずまいです。元々明治天皇は赤坂離宮へ住むことを嫌ったくらい、地味で渋い家がお好きだったみたいで、ここ隔雲亭もそんな好みに合わせたのかもしれません。 笹薮を抜けて、反対側へ回るとこんな感じです。 こちらは前面に芝生が広がり開けている上、南側を向いているので日当たりが良いです。縁側もあるので、ここで寝転がって広いお庭を見ながら日向ぼっこしたら、さぞかし最高でしょうね。これはこれで、かなりの贅沢です。こういう日常にある些細な贅沢が明治天皇はお好きだったのでしょうか? その正面には、いくつか盆栽も並べられています。 とことん、純和風のいい趣味してます。写真の模様木の松の盆栽もなかなか格好がいいです。幹が太いので結構な年数が経っていると思います。 そしてその先には大きな池があります。南池で、中に鯉が泳いでいます。 そもそもここの御苑は元々、加藤家、井伊家の下屋敷の大名庭園として造られたもので、明治神宮よりも起源が古いです。そのため、様式も池泉式という日本伝統のデザインをとっています。 ここを後にしてしばらく先へ進むと、茅葺屋根の東屋(あずまや)が見えてきます。この辺りの谷間は菖蒲田になっていて、初夏になると一斉に菖蒲の花が咲いてきれいなのだそうです。 ちなみに東屋はありますが、この辺りは飲食禁止だそうなのでお気をつけください。 その名の通り、豊臣秀吉子飼いの武将で賤ケ岳七本槍の一人としても名高い、加藤清正が発見したとの言い伝えのある湧水です。加藤清正といえば数多くの伝説があり、戦上手、築城の名人としても知られる戦国武将で、その清正の御利益にあずかれるということで、この清正井は明治神宮最高のパワースポットとして是非とも訪れたいところです。 これは長殿ではないですね。社務所です。この向かいに授与所の長殿があります。隅っこに御朱印受け付けがあります。平日であれば並ばずにいただけます。書置きのみ。 ちなみに、下の写真の左の建物が長殿です。御守、おみくじ、御朱印はこの建物でいただけます。 鳥居をくぐり、森の中に入るとすぐにまた別の建物があります。こちらは車祓舎で、自動車の安全祈願を行う専用のスペースです。この中にも神棚があります。余程いい車でないと格好がつきそうにありません。あえて、軽トラで来るのも面白そうですが。 立入OKの芝生の中を突っ切っていくと、池のほとりに亀石が現れます。亀が縁起のいい動物とされていることから、この石もパワースポットとして近年人気を集めています。健康長寿とか金運アップとか縁結びとか言われているようですが、本当のところはわかりません。 そのさざれ石の背後には、宝物殿があります。鉄筋コンクリート造ではあるものの、日本古来の宝物庫用建築様式である校倉造のデザインを採用しています。 しかし、訪れた時は休館中で、中に入ることができませんでした。どうも、期間限定公開のようです。 ところで、亀石周辺の芝生のエリアはこんなに広いです。下の写真の背後にも、まだ芝生が広がっているため、写っている範囲の2~3倍はあろうかと思います。 中に入ってよいため、日向ぼっこしたり、昼寝したりと、みんなのんびりと過ごしていました。日当たりもいいですし、冬でも晴れていれば寒さを感じず、穏やかに過ごせます。私もここの芝生の上に座りながら、宝物殿前の自販機で買った缶コーヒーを飲みつつ、まったりとした時間を楽しみました。 しばらくぼーっとした時間を過ごした後、ルートに戻って歩いていくと、もう一つ建物が現れました。至誠館という名の、武道場です。ここでは、弓道、柔道、剣道、合気道などの道場として使われているそうで、この日も小袖に袴をはき、弓を携えた人が何人か入っていきました。 ついでに行きたい近くの寺社 注目の記事 さらに運気アップ!開運LINEコンテンツ 上に戻る |