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金王八幡宮と豊栄稲荷神社 [戻る]渋谷のど真ん中にあった城跡の神社
【住所】 東京都渋谷区渋谷3-5-12 【主祭神】応神天皇(品陀和気命) 【御祭神】宇賀御魂命 櫛眞知命 大己貴命 少名毘古那命 日本武尊 渋谷金王丸常光 【創建】 1092年(寛治6年)1月15日 河崎基家(渋谷重家)による 【例大祭】9月14日 【末社】 玉造稲荷社 御嶽社 金王丸御影堂 【社務所】あり 【ご神職】いる 【授与品】お守り・絵馬・お札・御朱印 【バリアフリー】拝殿の石段に上がるスロープあり 【駐車場】4台 【HP】 https://www.konno-hachimangu.jp/index.html 渋谷駅近くの町中にある神社です。宮益坂途中の路地を入ったところにあります。周りは商業ビルやマンションにかこまれ、都会のオアシス的な場所です。 宮益坂をはじめ神社周辺はかなり高くて急な坂になっています。というのも、この辺りは渋谷川によって削られてできた河岸段丘になっていて、渋谷駅周辺が谷底、神社の境内が台地になっているからです。 そして、平安時代に渋谷重家がこの地形を利用して渋谷城を築城。その敷地内に祀ったのがこの神社だそうです。その後、渋谷城は小田原北条氏に攻められ廃城となったものの、神社だけは代々受け継がれ、徳川家や春日局の寵愛を受け、江戸時代に改修増築が行われ今に至るとのこと。 なので、今はお城の痕跡を見ることは、ほとんどできません。坂道や地形からわずかに推理できる程度。 社名の由来は渋谷重家の嫡男常光が金王丸を称していたから。金王丸については異説が複数あって確かなことはわからないようですが、かなりの偉丈夫だったようで、金王丸影堂が築かれ今でも大切に祭られています。 では、中に入ります。階段を上り鳥居をくぐると、赤い格子のある門が見えます。江戸時代のものだそうで、歴史を感じます。 まずは御嶽神社から。櫛眞知命(くしまちのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少名毘古那命(すくなひこなのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)の四柱を祀っています。「開運」「商売繁昌」のご利益があるそうです。また、日本武尊は武芸の神様として崇められています。 かなり意匠がすごく、作り込んだ彫刻と家光の時代特有の極彩色の塗装が特徴的です。下の写真は拝殿の梁に彫られた動物の像です。鼻が長いですが、象ではありません。おそらく獏です。獏は昔から日本では夢を司るといわれ、神獣として扱われていました。 そういえばこの金王八幡宮はNHKの人気番組ブラタモリでも扱われたんですよね。渋谷城の痕跡をたどって、タモリさんがこの辺りをブラブラしてました。 その痕跡がひとつありました。渋谷城に使われた石垣用の石材です。拝殿脇にひとつだけ、説明とともにありました。 そして、拝殿右脇にあるのが御神木の金王桜です。説明板によると長州緋桜という品種で、花弁が5~7枚で一枝で一重と八重が混ざっている珍しい桜だそう。 しかも、この桜は源頼朝が父源義朝に仕えた金王丸をしのび、鎌倉の屋敷から当地へ移植したとの伝承があるとのこと。 ついでに行きたい近くの寺社 注目の記事 さらに運気アップ!開運LINEコンテンツ 上に戻る |