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源覚寺(こんにゃく閻魔)
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【住所】 東京都文京区小石川2丁目23番14号

【宗派】 浄土宗鎮西派

【本尊】 阿弥陀三尊
     毘沙門天(小石川七福神札所本尊)
     閻魔王(閻魔堂本尊)

【創建】 寛永元年(1624年)

【開山】 定誉随波上人

【最寄駅】都営三田線・大江戸線 春日駅
     東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅

【HP】  https://www.genkakuji.or.jp/

【概要】
源覚寺(げんかくじ)は、東京都文京区小石川にある浄土宗の寺院。『こんにゃくえんま』(こんにゃくゑんま)で知られる。山号は常光山。

当寺院は、寛永元年(1624年) に定誉随波上人(後に増上寺第18世)によって創建された。本尊は阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)。特に徳川秀忠、徳川家光から信仰を得ていた。江戸時代には四度ほど大火に見舞われ、特に天保15年(1848年)の大火では本堂などがほとんど焼失したといわれている。しかし、こんにゃくえんま像や本尊は難を逃れた。再建は明治時代になったが、その後は、関東大震災や第二次世界大戦からの災害からも免れられた。しかし老朽化が進み、現在の本堂は1979年に再建されたものである。また当寺院は小石川七福神のひとつで毘沙門天も祀っている。また例年7月にはほおずき市が開かれ多くの人が訪れる。(近隣の伝通院の朝顔市とともに知られる)

こんにゃくえんま
当寺院の別称にもなっている「こんにゃくえんま像」は、鎌倉時代、運慶派の仏師の作と推定される、像高100.4センチの木造閻魔王坐像である。像内に寛文12年(1672年)の修理銘がある。文京区指定有形文化財になっており、文京区内にある仏像でも古いものに属する。閻魔像の右側の眼が黄色く濁っているのが特徴。 右側の目が濁っていることについては以下のような伝説がある。宝暦年間(1751年 – 1764年)に一人の老婆が眼病を患いこの閻魔大王像に日々祈願していたところ、満願の夜、老婆の夢に閻魔大王が現れ、「我、日月にも等しい両眼のうち一つをえぐり取って汝に授くべし(=我が片眼を汝に与えよう)」と告げたという。その後、老婆の眼はたちまちに治り、以来この老婆は感謝のしるしとして自身の好物である「こんにゃく」を断って、ずっと閻魔大王に供え続けたという。以来この閻魔王像は「こんにゃくえんま」「身代わり閻魔」の名で人々から信仰を集めている。現在でも眼病治癒などのご利益を求め、閻魔像にこんにゃくを供える人が多い。また毎年1月と7月には閻魔例大祭が行われる。

Wikipediaより


 文京区の千川通りに面して建つ、源覚寺。ここから伸びる参道を兼ねた都道319号線の起点でもあり、その先には東京大学、上野寛永寺、浅草浅草寺へ行きつきます。


 そんな源覚寺ですが、正面入口の右手に赤い字で「こんにゃくゑんま」と書かれた石碑が建っています。このお寺には閻魔大王像があり、昔の逸話からこのように呼ばれています。この閻魔大王については、後でまたご紹介します。

 とりあえず、境内へ入るとまず目につくのがこちらの小屋です。


 お百度石と軒下の板に書かれています。ここに百回参拝した記念に作る石碑ですね。神社仏閣では結構見かける差して珍しくはない石碑ではありますが、このように小屋にいれて保護しているのは珍しいです。ちゃんとお花を手向けられていて、かなり手厚く祀られています。大体お百度石は、これぐらい小ぶりなものが一般的です。

 さらに中へ進むとこんな感じでよく手入れされた庭園が広がっています。


 大きな岩を縁石として並べ、その内側によく刈り込まれた庭木が植えられています。視界の先には石灯籠や絵馬掛けなんかも見えます。遠くにはのぼり旗とともに小さなお堂も見え、何やらパワースポットをアピールしているので、後でめぐってみます。

 その前に、手前にある石段の先にはこんなものがあるので、先に拝見します。


 鐘楼です。お寺のシンボル梵鐘を吊るす櫓です。で、この源覚寺の梵鐘がいわくつきで、江戸時代の元禄3年に鋳造されたものだそうなんですが、昭和初期日本の委任統治領だったサイパン島の南洋寺へ譲渡されたとのこと。

 第二次世界大戦においてサイパン島が陥落すると、米軍が撤去し、どさくさに紛れて行方知れずに。昭和40年にテキサス州で発見されたものの、置き場に困った源覚寺は受け取り断念、再度行方不明に。昭和48年に今度はカリフォルニア州で再発見され、ようやく返還かなってこの鐘楼に取り付けられたとのこと。

 すごく数奇な運命をたどって戻ってきた梵鐘です。
 では、先ほどのぼり旗が見えていたところに行ってみます。お堂もチラ見していたので、何か仏像があるものと思われますし。


 はい来ました。毘沙門天堂だそうです。小石川七福神のひとつ、毘沙門天を祀っているお堂です。毘沙門天は四天王の一角でもある、甲冑をまとった勇ましい仏像です。

 それはそうと、のぼりを見ると弁財天と書かれています。いや、毘沙門天の間違いだよね?

 さらにもうひとつ、小屋があります。


 塩地蔵尊とあります。が、真っ白な塔が2本建っているだけで、これが仏像なのか?赤い前掛けがあることで辛うじてわかりますが、もう地蔵の原型を留めていません。病気平癒を願って参拝者が塩を塗りたくったせいで、段々削れたり塩がこびりついたりしてこのようなお姿になってしまいました。下半分なんか塩が蓄積して岩塩みたくなってるし。

 そして、こちらが閻魔堂です。真っ赤な外壁が印象的で、非常に映えます。この中に例のこんにゃくゑんま様がいらっしゃいます。


 かつて眼病を患った老婆がいて、熱心にここへ参拝していたのだそう。ある日、夢に閻魔様が現れて片目をお譲りくださいました。目を覚ますと眼病が治っており、再び見えるようになっていたとか。そこで老婆はお礼として自身の好物であるこんにゃくをお供え続けたそうで、そこからこんにゃくゑんまと呼ばれるようになったそうです。

 なので塩地蔵尊同様、病気平癒、中でも眼病に効く仏堂として崇められています。

 では、御朱印です。かなり個性的なデザインですので、ご覧ください。


 先ほどの昔話に則って、慈悲の一眼のハンコが押されています。

 で、何より特徴あるのが蒟蒻閻魔の字です。よく見ると、「蒟」の字が何となく閻魔様の顔に近づけています。草かんむりが閻魔様の冠(真ん中に王の字が入っているのが証)になっていて、つくりが一応目鼻になっています。

 なかなかシャレの利いた御朱印です。


ついでに行きたい近くの寺社
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