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尾崎熊野神社
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【住所】 東京都杉並区成田西3-9-5

【主祭神】五十猛命・大屋都比賣神・抓津姫命

【創建】 鎌倉時代

【末社】 稲荷社、猿田彦社、御嶽社

【社務所】ある

【ご神職】不在

【授与品】ない?

【駐車場】隣接地にコインパーキングあり

【最寄駅】東京メトロ丸ノ内線 南阿佐ヶ谷駅
     杉並第二小学校バス停

【HP】  https://www.city.suginami.tokyo.jp/s113/7516.html杉並区HP

【御由緒】
この神社は、五十猛神(いそたけるのみこと)・大屋津比売命(おおやつひめのみこと)・抓津比売命(つまつひめのみこと)の三柱を祭神とする旧成宗村字尾崎の鎮守でした。
当社の創建年代は明らかでありませんが、大宮八幡宮とほぼ同年代の創建といわれ、鎌倉時代末期に鎌倉から移住してきた武士が、代々崇敬する紀州の熊野権現をこの地へ祀(まつ)ったことに基づくと伝えられています。関連資料として、安藤本家文書や宝昌寺の境内から出土した板碑があります。
「新編武蔵風土記稿」の成宗村熊野社の条には「除地五畝 小名尾崎ニアリ 社ハ二間ニ二間半 神体白幣(中略)村内宝昌寺ノ持ナリ」とあり、江戸時代には、宝昌寺が別当を務めていました。
明治維新後、大宮八幡宮の神職が兼務するところとなり、明治41年(1908年)、付近に散在していた稲荷神社・猿田彦神社等を境内に合祀し、現在は境内末社として祀っています。
地名の尾崎については、源頼義が奥州征伐の折に当地で見た白幡のような雲の尾のあたりを尾崎と名付けた、という説があります。
昭和43年(1968年)秋、境内から縄文時代早期の土器片、縄文時代前期・古墳時代後期の住居跡が発見され、古くからこの地には、人々が生活を営んでいたことがわかります。
なお、境内にそびえる大木の「尾崎熊野神社のクロマツ」(杉並区指定天然記念物)は、当社の御神木で、樹齢約400~500年といわれ、区内でも有数の樹木の一つです。

杉並区HPより


 杉並第二小学校目の前に建つ熊野系の神社です。周囲は住宅街で、大通りから奥まったところにあるので、静かなエリアです。

 この辺りは近くにある善福寺川の蛇行域にあり、ここに突き出すようにできた台地の突端にあるのがこの神社なのです。この突き出た形状の台地のことも昔は「崎」と言ったので、小さい崎で小崎から尾崎になったようです。


 目の前の道路は鎌倉街道で、中世の時代から交通の要所であったようです。そのため武士が住み着くようになり、武家の崇敬も集めたとのこと。

 そこから真っ直ぐ北に向かって参道が伸びており、石鳥居と小さな社号碑がお出迎えしています。それ以外は特に並木も石碑もなく、殺風景な参道です。


 このようなご由緒を書いた看板があります。説明によると、縄文時代草創期くらいから既に人が住んでいたらしく、土師器が出土したことから平安時代まで集落があったようです。その後、武士が入ってきてこの神社を勧進したとのことです。

 ちなみに、ここの説明文に出てくる宝昌寺はこの近くにあります。

 しばらく参道を進むと、木製の鳥居が現れました。


 前後に4本の支柱が付いている、両部鳥居と呼ばれるタイプです。対岸にある田端神社にも、同様の両部鳥居が現存しています。こちらの物は部材が新しいので、近年作ったものと思われます。

 この鳥居を抜けると、一気に境内が広くなりました。


 真ん中の広場を囲むように、複数の社殿が建ち並んでいます。右手前には狛犬がいますね。置かれているベンチが昭和の時代にどこにでもあったヤツで、すごく懐かしいです。

 両部鳥居のすぐ左にあるのが、手水舎です。瓦屋根が載った、極々一般的なスタイルです。


 手水鉢がコンクリート製で、龍口ではなく普通の手回しの蛇口という、非常に庶民的というかローカルな感じの手水鉢です。一応三つ巴紋が描かれていて、少しそれっぽくしています。こういうチープな感じが昭和っぽくて、嫌いじゃないです。

 奥の建物は社務所。ただ人けがないので、普段から誰もいないようです。

 反対側へ目をやると、神楽殿があります。


 全体的にはシンプルな切妻屋根の社殿で、普通の住宅と同じ工法で作ったかようなデザインです。正面にはシャッターつけちゃってるし。ただ、少しでもそれっぽくしようと、千鳥破風をつけたり、欄干を設けて赤く塗ったりと、神楽殿とわかるようにはしています。なぜか出窓もあるし。なんか普通の民家にいろいろ付け足したらこうなりましたみたいな建物です。

 その隣にあるのが、神輿庫です。


 引き戸のガラス窓から、御神輿が見えるかな?と。まあ、建物自体はシンプルな造りです。そんなには大きくないので、大して数はないかも。

 その左に赤い鳥居が見えます。


 尾崎稲荷神社です。赤い鳥居といえばですよね。扁額まで真っ赤に塗られています。これも稲荷神社あるあるなのか、ここだけのぼり旗があります。そして、こちらもしっかりとご当地の名が入ってます。

 その隣にあるのが、御嶽神社です。


 小さい木造の社が、狭い隙間に収まってます。こちらもサッシで閉め切られています。

 ところで、ここ尾崎熊野神社には何本か松の木が植わっているのですが、その中に一本だけ一際立派な黒松があります。それがこちら。


 この木だけが異様にデカい!しめ縄もかけられていて柵で囲われていることから、当神社の御神木であることが一目でわかります。

 そして、この木を横から見るとビックリします。


 スゴイ斜め!これでよく倒れないなと。頭のほうに枝が集まってしまっていて、よりアンバランスなのに。ピサの斜塔かよ。

 ちなみに黒松の手前に石碑がありますが、神社のご由緒が書かれているだけで御神木の説明ではないです。

 そして最後に、拝殿がこちらです。


 明らかに近年再建しました的な社殿です。段差がほとんどない平屋のシンプルな建物です。まあ、コンクリート造でしょうね。扉も鉄製ガラス窓。手前の石灯籠が、気持ち古そうな感じ。

 背後の木は桜かな?春になればわかるか。


ついでに行きたい近くの寺社
【田端神社】阿佐ヶ谷エリア

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参道の桜並木も必見

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